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J.L.A.A.の姿勢

次の「会員の心得」に姿勢が示されています。少し堅苦しいと思われるかもしれませんが、設立当初にこうした心得を作り、釣りに取り組んだことを後輩である私たちは(もちろん設立当初からの会員もいますが)誇りに思っています。基本精神は引き継がれていかなければならないのです。

会員の心得

一、釣り人は大自然の限りなき恵みと、釣りをすることのできる健康と、家族に対して感謝しましょう。

一、会員相互は、釣技の優劣、釣暦の長短を超えて、常に親愛の精神をもって接し、日本の国土に良き自然環境と、良き釣り場を作ることに協力しましょう。

一、我々はアマチュアの精神を堅持し、漁獲の多きことを誇ることなく、釣ることの楽しさを探求することを第一とし、釣りの楽しさの感謝を、ゲームフィツシュの放流と、釣り場の開拓に還元することを心がけましょう。

①出漁の心得

1. 出漁の際には、必ず所属団体事務所等に日時および場所を通知しましょう。
2. 単独の出漁は避けましょう。
3. 常に新しい気象通報を入手し、天気図を検討して出漁しましょう。
4. 夜間、視界不良、濃霧の際の出漁は避けましょう。
5. 自動車で出漁した際の事故については、同乗者およびその家族は、運転者および車の所有者に対して、その責任を追及することはできません。
6. 釣行の往復および宿泊地において他人に迷惑を及ぼす行為や、車中において魚の悪臭を発散させることは慎みましょう。

②釣り場での心得

1. 出漁の際には必ず連盟のワッペン・バッチをつけ、会員証を持参しましょう。
2. 会員は都道府県の漁業規定を尊重し、この規定が最低の基準を示すものであることを心得て、体長、匹数に対して謙虚に、そして良識ある行動をとりましょう。
3. 初心者と同行した際には、親切に指導するとともに、ポイントは初心者に譲りましょう。
4. 釣り場においては、会員外の釣り人に対しても必ず挨拶を取り交わしましょう。
5. 釣り場は独占せずに、互いに譲りあって楽しみを分かち合いましょう。
6. 清掃して帰りましょう。

③危険防止の心得

1. 深い谷などに入る際には、余分の食料、防寒具など十分なる装備と、余裕ある日程をもって行動しましょう。
2. 船を利用する釣りにおいては必ず救命具を着けましょう。
3. 出漁には状況に応じ次の品を準備しましょう。
 呼子笛、懐中電灯、救命具、磁石、予備の燃料、救急箱、地図、携帯ラジオ

④緊急の場合の心得

1. 航行中、濃霧に覆われ、視界不能になる恐れのあるときは、接岸して晴れ間を待ちましょう。
2. 危険の予想された際には、呼子笛の継続音を連続吹鳴しましょう。
 万国共通の救助信号
 ・・・ - - - ・・・  ・・・ - - - ・・・
 (トントントン ツーツーツー トントントン)=SOS
3. 夜間においては、灯火にて大きく円を描き続けましょう。

⑤事故発生時の処理

1. 不幸にして事故が発生した場合は、発生場所、発生時刻、状況の概要を現地警察、漁業組合に速やかに連絡するとともに、所属クラブ、家族に通知すること。
 所属クラブは直ちに連盟本部に連絡しましょう。

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